バナー

 



■ 犬糸・猫糸ができるまで ■
春の抜け替わりの時期、また毎日のブラッシングで抜けた犬猫の毛を見て、「…もったいないなあ」と思われたことはありませんか?
ジツは、犬猫の毛だって立派な毛糸になるのです。

犬糸・猫糸は完全受注製です。お客さまから犬猫の毛を提供していただき、なにを作るのか、また用途によってはどれくらい羊毛を混ぜるかをご相談させていただき、毛糸を紡ぎます。(ご希望があればセーター、帽子、ポシェット、手織りマットなど製作いたします。)

【注意事項・ご注文の流れはコチラ!】


紡ぎ代:10gあたり\1200〜紡ぐ前、ブレンド後の犬猫毛+羊毛の重さが対象になります。犬猫毛の状態によって変動があります。100g以上のご注文の場合は割引があります。
その他に、羊毛代がかかります(ブレンドする場合のみ。20g\120〜)。

※猫の毛から作る猫糸も承ります。紡ぐのにある程度の長さが必要なので、長毛種に限りますが…。うちの子はどうかしら、と思われたら、是非試し紡ぎをお申し込みください!(詳しくは【注意事項・ご注文の流れ】をご覧ください。)

1.まずは犬の毛を集めます。
ブラッシングやシャンプーのときなどに抜けたもののみにしてください。床に落ちているのはかなりゴミやホコリと仲良し状態(^^;)なので避けてください(最終的な毛糸の仕上がりにまで響きます)。また、ゴミはできるだけ取り除いてくださいね。
トリミングで出たカットされた毛も、実はあまりオススメできません。毛長が短いうえ(最低3cmは欲しいのです)、シングルコートの犬ならばまだ柔らかいのでいいのですが、ダブルコートの場合硬いトップコートが混じるので、避けたほうが無難かと。
ただ、なにごとにも
やってみなけりゃわからないという部分が存在します。「どうだろう?」と思われたら、まずひとつかみ(2〜5g)、試し紡ぎ用にお送りいただければと思います。
2.用途、なにを作るかを決めます。
犬毛の毛質にもよりますが、肌の弱い部分(首まわりなど)にはあまりオススメできません。生えているときは一方方向なのでさほどチクチクしないのですが、紡ぐと毛が四方八方を向いてしまうせいか、格段にチクチク率が上がります。犬毛の量とも相談しつつですが、セーターや帽子、手袋というのも手ですね。
ものすごく硬くてニットには向かない毛質の場合、敷物(玄関マットやラグなど)のよこ糸として使うという手もあります。逆に柔らかい犬毛はマットには向きません。
3.ブレンドする羊、またブレンド率を決めます。
これは用途によります。犬毛100%でもできないことはありませんが、かなり硬くて弱い毛糸になります。若干羊毛を混ぜたほうが、毛糸としての風合いも良くなり、耐久力もアップします。
どうしても首まわりに使いたい、ということであればメリノ種、セーターなどにするのであればコリデール種など。犬毛の太さ硬さに合わせて羊の毛も使い分けます。
4.ブレンドします。
ブレンド率に従って犬毛と羊毛を混ぜます。まずは手で細かく分けて混ぜ合わせ、更にハンドカーダーという器具を使って丁寧に混ぜ込みます。偏りのないよう、とにかく混ぜて混ぜて混ぜて混ぜて、出来上がったシート状の犬羊ミックス毛を「ローラッグ」という篠状(筒状)に巻きます。
5.紡毛機で紡ぎます。
ニットにするのであれば甘め、織るのであればキツめに紡ぎます。が、羊だけのときと違い、犬毛は抜けやすいので、ニット用であっても若干キツめに撚りをかけています。織る場合は紡いだ糸(単糸)のまま、ニットにするときは単糸を2本用意して逆方向に撚ります。これを双糸と呼びます。
6.撚り止めをします。
出来た糸を木枠に巻き取り、蒸します。これで撚った状態で毛糸が安定します。
7.洗って乾かし、玉に巻きます。
木枠に巻いていた糸をカセ上げ(大きな輪状に巻く)します。ネリモノゲンという洗剤を溶かしたぬるま湯に沈め、液が冷めたら脱水、すすいで脱水。陰干しにします。
完全に乾いたら、カセがくずれないように気をつけながら、玉に巻きます。
毛糸玉完成!!
この後、織ったり編んだりします。→【犬糸作品】
▲このページのTOPへ

Copyright(C)2005〜Hitsujiya All Rights Reserved.